1月~2月はウィンタースポーツの最盛期ですね。
2021年2月現在は、非常事態宣言下でなかなか旅もままなりませんが、来年の旅の計画に向けて東京、名古屋、大阪から車で行ける冬の大人旅についてご紹介いたします。
冬ならではのアクティビティといえば、スキーやスノーボード。
長野オリンピックの会場となった八方尾根や広大な栂池高原など、白馬エリアを抜きにして語ることはできません。
ただ、東京からのアクセスは高速を使って250km前後と、湯沢方面に比べても距離がしっかりあり、家を出てから滑り始めるのに4~5時間はかかるため、日帰りでは難しい。
折角の250kmドライブ、広々としたスノーフィールドでウィンタースポーツを満喫し、素敵なホテルに泊まって、温泉で疲れをいやし、おいしいお料理とくつろぎの時間、ゲームやアクティビティも楽しみたい。そんなところが、あるんです。
ホテルシェラリゾート白馬
大きなお風呂
お食事と並ぶシェラリゾート白馬の最大の魅力は、風情のある江戸時代の古民家2棟を移設し再構成した専用浴場です。
こちらは、ジュニアスイートなどの比較的大きめなお部屋名のある東ウィングの3階にあります。
エントランスからレストランの横を歩いて行って、入ったところのエレベーターか階段(エレベーターの表示がB1、3階となっていますが、階段を1階上がると3階になっています)で、表示に従って奥まで進んでいくと、男女共通の扉があり、ラウンジの向かって右側が女湯、左側が男湯になっています。
広々とした脱衣所の奥が浴室になっています。脱衣所には、フェイス用化粧品や洗顔、シャワーキャップ、ヘアゴムや綿棒、コットンなどのアメニティが備え付けてあります。
少し暗い感じの、ミストで囲まれたような落ち着ける浴室に、それはそれは大きな木でできた浴槽があります。
入ってすぐのところが少し熱いお湯、仕切りを経た右側が少しぬるめの、いつまでも入っていられるような気持のよい温度です。
奥には、露天風呂もあります。
泉質は、腕を触ってみるとすこし柔らかく感じるような、やさしいお湯です。
ゆっくりお風呂に入ったあとのラウンジには長椅子があり、コーヒー牛乳やミルクのアイスキャンディーが無料でサービスされています。ご主人や彼氏ともここで待ち合わせることも可能になっています。
貸切露天風呂
古民家の湯もとても素敵なのですが、家族や友達と一緒に入れる貸切露天風呂も趣があって素敵です。特に、冬の間はジュニアスイートの部屋の外にあるお風呂が使えないので、貸切露天風呂はとてもうれしい存在です。
古民家の湯と同じフロアの東棟に「テルマエロマエ」と「千利休」の二つ、西棟に「ほたるの湯」、建物の外に「五右衛門の湯」があります。このうち、「テルマエロマエ」、「千利休」には2021年2月現在シャワー設備がないので、同じフロアにある古民家の湯で髪や体を洗ってから行くとよいかもしれません。
それぞれ特徴があるのですが、私はテルマエロマエの開放的な雰囲気がとても好きです。
屋根はなく、円形の浴槽がオープンスペースに設置してあります。
写真には写っていませんが、素敵な前室があり、そこで脱衣ができるようになっています。
また、千利休は前室が茶室になっています。
撮影用の画像では座布団が並んでいたりしますが、実際にはビニールのたたみのお部屋ですので、くつろいだりすることにはあまり向いていません。「和風のしつらい」という感じです。海外の方に人気があるようです。露天風呂も四角い和風の作りになっています。
「ほたるの湯」は陶器のお風呂です。シャワーもついていて、スキーやスノボから帰った後にお風呂に入りたい、というようなときには家族風呂のように使えるので便利かもしれません。予約が埋まるのも早い気がします。
西棟に泊まっていると、アクセスが便利です。
「五右衛門風呂」はホテル外の施設になっていますので、今回使用しませんでしたが、」とても大きい五右衛門風呂があり、薪もくべられるそうです。こちらはシャワー設備があるようなので、改めて別のお風呂に行く必要はないようです。
お料理
なんといってもシェラリゾート最大の魅力はお料理にあると思います。
色とりどりの、素材にこだわったコース料理が基本です。2通りあり、3泊目からは同じ内容になるそうです。今回、2泊しましたが、厳選した素材を趣向を凝らして調理をしたもので、価格と比較してもとても贅沢な内容と感じました。
こちらは2日目のお料理です。それぞれのお料理に適したグラスワインなどの提案もしてくれるため、大変満足度の高いお食事ができました。
朝食は、ビュッフェスタイルですが、こちらでもスパークリングワインや赤白のワイン、数々のフレッシュジュースや香り高いコーヒー、紅茶とともに贅沢な朝のひと時を過ごすことができます。ふんだんなフルーツやサラダ、味わいの深いハムやベーコン、黄味がとろとろの目玉焼きとともに、夜と同じおいしいパンに、海外で良く見かけるほおずきのジャムを付けて食べるのは至福の喜びでした。
サラダのドレッシングはもちろん、おいしいバルサミコや塩、オリーブオイルも備え付けてあります。
お部屋
今回宿泊したのは西棟のグランドツインでしたが、2名であれば十分な広さでした。ただ、次回もしお部屋に空きがあれば、是非ジュニアスイートに止まってみたいと思っています。
リビングスペースが少し広くなるようです。
【グランドツイン】
【ジュニアスイート】
ラウンジ
メイン棟には1階、2階と2層に分けてラウンジがあります。
ラウンジでは、毎日23時まで赤白のワイン、コーヒー、ハーブティーなどがセルフサービスで楽しめます。
ソファ席で備え付けの書籍に目を通したり、チェスをしたり。大きな窓に向かった長椅子でコーヒーやワインを楽しむこともできます。
2階ではビリヤードやダーツも楽しめます。
ラウンジではありませんが、東棟にも卓球やエアーホッケーなどがだれでも無料で楽しめるように設置してあります。
ウィンターシーズンアクティビティ・・・ホテルシェラリゾート白馬からアクセス可能なゲレンデ紹介
シェアリゾートからは、車でアクセス可能なゲレンデが、初級者から上級者向けまで数多くあります。
八方尾根は「ぴょんぴょん平」というかわいい名前ながら実際は恐ろしい急斜面の兎平をはじめとして、中・上級者に人気が高いけれど、ゲレンデまでのアクセスは厳しいとしか言いようがありません。
ふもとの民宿から、スキー板やボードを担いでゲレンデまでやっとのことでたどり着いた記憶のある方も多いのではないでしょうか。もう、あの頃のように純粋にスノボだけに向き合うのは難しい・・・
というわけで、こちらに宿泊しているときにはもっぱら栂池高原スキー場を利用することが多いです。
ものすごく広いです。
ちょっとレベルアップしてみたい、といった方はスキー教室も断然おすすめです。基本的には10:00~12:00、13:00~15:00の2部制のようですが、プライベートなら多少の時間の融通も聞いてもらえるようです。
https://www.tsugaike-ss.com/
ちなみにホテルではリフト券(1日券、2日券)を割引で購入することができます。平日なら二日で7500円、二日とも土休日であれば8500円です。
ロケーション
ホテルシェラリゾート白馬は、東京から関越道または中央高速経由で250kmほど離れた場所にあります。関越道、または中央高速からのアクセスになりますが、安曇野、長野、糸魚川、各インターチェンジからも比較的距離があり、高速を降りてから60km弱くらい、約1時間程度以上かかります。大体、6時過ぎに家を出て、SAで休憩しながら、滑り始められるのは11時前頃と思っていた方が良いです。
栂池高原スキー場を目指していく途中の坂道に、石づくりのアプローチがありますので、そこから登っていきます。
白馬地区のスキー場のリフト券は、ホテルで購入すると2日券で1000円~1500円程度安くなりますし、荷物を預かってくれて着替えなども対応していただけるので、チェックイン前によっても構わないのですが、滑る時間が惜しいため、いつも行きは直接ゲレンデに直行しています。
天気が悪かったり、足が疲れて早めにホテルに帰ってゆっくりしたい!という場合も、14時にチェックインが可能なので、ゆっくり温泉につかってラウンジで一休みしたり、ということも可能です。
【車】
●中央自動車道→長野自動車道 安曇野ICから国道147・148号線経由
東京(八王子)から2時間30分 4600円 / 名古屋(小牧)から2時間30分 5160円 / 大阪(吹田)から4時間30分 9900円
●関越自動車道→上信越自動車道 長野IC から国道19号線・オリンピック道路(長野県道31・33号線)経由
東京(練馬)から2時間 5060円
【JR】
●東京駅から北陸新幹線で長野駅まで1時間30分 運賃4000円+自由席特急券3680円or指定席特急券4200円/アルピコ交通バスで白馬駅まで1時間30分 1800円
●新宿駅から特急あずさで松本駅まで2時間50分 運賃3996円+指定席2900円/大糸線→白馬駅まで1時間30分 1140円
予約の取り方
ここまでお伝えしてきましたが、大人気のシェラリゾート白馬だけに、週末はかなり先まで予約がいっぱいになってしまっていることが多いようです。
ふと思い立って予約する際、楽天やYahooでいっぱいでも、JTBではまだ予約が可能、というような場合があるようです。(人気ホテルはJTBで予約することが多いです。)
こちらから複数のサイトで検索をしてみてください。