ルスツリゾートホテル&コンベンション

ルスツリゾートホテル&コンベンション

この冬、二年ぶりに北海道にスノボに行ってきました。
現在は急激な感染拡大の兆しがあり、難しい面もあるかもしれませんが、コロナ禍の国内旅行計画の参考にしていただければと思います。

予約について

北海道のダイナミックな景色と広大なコースを楽しむのに、ルスツは絶好のゲレンデです。
今回の旅行の予約は、感染拡大が収束していることを祈りつつ、2021年の7月4日に行いました。
これまで、北海道にスキーに行くときのホテルはウィンザーホテル洞爺を予約していましたが、今回はコロナ禍で海外の方が少ないこともあり、ゲレンデ直結でなかなか予約のとれないルスツリゾートホテル&コンベンションを予約しました。
IMG-4875

飛行機

 
飛行機はJALを利用することが多いのですが、JALの場合予約は330日前から始まります。
1月の成人式がらみの3連休、2月の健康記念日がらみの3連休は絶好のスキーシーズンでもあり、飛行機は早めに確保しておいた方が良いです。特に、マイレージを使用する場合は、できれば予約開始日を確認して予約を確保するのが良いでしょう。ただ、北海道の場合、那覇や石垣、宮古などと比較すると取りやすい印象はあります。

ホテル

私は今回、翌年の1月分を前年7月に予約しました。
今は2022年1月ですが、JTB等の限られた代理店で、9月分まで予約ができるようです。
できれば、予約開始時期は、ホテルに直接電話して確認するのが良いかと思います。

今回予約したプランは45日前までのWeb限定プランで、到着日(チェックイン)の営業開始から、チェックアウトした日の営業終了までのリフト券、2食がついて大人2名で一人当たり3万円弱のプランでした。お食事は税抜き5500円相当で、たくさんあるレストランの中から好きなところを選べます。

レンタカー

レンタカーは、1週間前までキャンセルフィーが無料のところが多いため、飛行機で行く場所に関しては、飛行機を予約した時点でレンタカーを予約してしまいます。
直前になると、希望の車種が予約できなかったり、沖縄の離島では車そのものの確保が難しい場合も。

冬場の北海道では、大人二人ならコンパクトサイズでも大丈夫ですが、4WD、スタッドレスはマストです。スタッドレスはほぼ標準ですが、時々2WD車が安くレンタルされていたりしますが、慣れない雪道を長く走ることになるので、おすすめしません。

直接レンタカー会社のサイトで予約するよりも、JAL等の定型割引を使うよりも低い金額で出ていることがあるので、どこに行く場合もたびらいから探すことが多いです。

レストラン

ルスツリゾートホテル&コンベンションには、たくさんのレストランがあります。
チェックインの際に、レストランのリストと予約の可否について書いた紙をもらえるので、
今回はそれを見てチャレンジしましたが、既にステーキレストランの予約はできない状態でした。
食べたいものが決まっている場合には、事前に予約した方が良いかもしれません。
前月末に、翌月の予約が解放されるようです。
ビュッフェタイプのレストランは基本的に予約がいりません。

羽田空港にて、JALの搭乗手続き

いつも北海道スキーの際には朝早めの便を予約して早朝に車で向かうことが多いです。(もしくは空港近くに前泊)
羽田空港の駐車場は1カ月前の午前10時から予約開始になりますが、3連休初日ともなると予約スペースも限られているため、争奪戦がすごいことになります。
絶対、ということではないですが、7時代などの早朝の便の場合、よほどのことがない限り駐車場は空いていると思います。
出発時間がお昼すぎ、などの場合には念のため送迎付きの近くの駐車場を確保しておいてもよいかと思います。

飛行機会社によって、南ウィング、北ウィングが異なり、駐車場もそれぞれP1~P4に振り分けられているため、搭乗予定の航空会社でウィングを確認しておくとよいでしょう。ちなみに現状JALの北海道方面は北ウィングですが、帰りは南ウィングに到着したため、あくまでも行きの時間がない状況で、スムーズに搭乗できるという内容です。

また、搭乗手続き開始も行き先によって異なり、JAL北海道行きは6時半から開始です。
今回は7時半羽田発、9時新千歳島着の便でしたが、あまりにも早く到着してしまうと車の中や出発ロビーで延々と待つことになりますので注意が必要です。

スノボを持参する場合には、自動荷物預け機に入らないため、有人のカウンターで荷物を預けます。
(有人のカウンターで荷物のチェックインも搭乗手続きも行ってもらいました。)
保安検査場を抜けて搭乗ゲートへ。

ここで、トラブル発生、荷物の中に最近購入したRefaの充電式の携帯用ストレートアイロンを入れていたのですが、これが機内にも持ち込めず、預け荷物にも入れられないことが判明。帰りまで空港に預けることになりました。
今回は国内だったので受け取ることができましたが、空港の方にご迷惑をおかけすることになったし、もし海外でこういうことがあると、捨てる羽目になるので注意が必要ですね・・・

新千歳到着、レンタカーピックアップ

新千歳空港に到着後、荷物をピックアップしてレンタカーカウンターに向かいます。
JALから行くと、一旦2階にエスカレータで上がってから連絡通路を経由して・・・といった案内がありますが、実際は到着階の端の方にありますので、一旦外に出て、回り込めば大丈夫です。荷物が多くてエスカレータに乗れないときなどは、この方法で行きましょう。
今回はニッポンレンタカーだったのですが、カウンターで番号を発見してもらい、その番号順の受付になります。荷物もこのバスに一度すべて載せなくてはなりません。
レンタカー貸し出しの営業店についたら、通常の手続きで貸し出しOK。二人が運転する場合も、免許証の提示は一人分で大丈夫です。今回は二人なので、ヤリス(コンパクト)の後部座席を倒して、ボード2本とキャスタートランク2個、ボストンバック2個がきっちりおさまりました。

ルスツへの道のりは、直線距離なら約84km、1時間半~2時間をひたすら山間部の下路で走ることになります。

ちなみに私はそのとき朝ごはんをまだ食べていなかったので、Web検索して白老の「カニ御殿」経由で行こう!と盛り上がり、南側経路で行こうとしたのですが、到着時間がかなり遅めに表示されたためやっぱり直接ホテルに向かうことに。・・・が、そのまま、洞爺湖経由のルートで120kmドライブになってしまい、かなり遠回りのルートとなってしまいました。
ちなみに、ナビに表示される到着予定時間はYahooやGoogleのマップのナビと比較して倍以上違いますので、慌てて予定を変更したりしないほうが良いです。
結論から言うと、十分安全運転で、YahooやGoogleのナビの方の時間が正確でした。

アクセス、駐車場

ナビの通りに進んでいくと、セブンイレブンとセイコーマートがあって、その少し先にホテルへの入り口があります。
看板などが見当たらなくてちょっと不安になっても、あきらめず少し進んでみるのがおすすめです。
ホテルの車寄せで荷物を降ろしましょう。
しかし、到着した時点で宿泊者用駐車場はもう一杯でした。そんなときは、駐車場の裏側から出て、少し坂を上がったところの日帰りP2駐車場に停めるとよいかと思います。
ホテルへは、除雪したスロープ経由で行けるので徒歩でもそんなに遠くありません。
そして、車の周りを毎日除雪してくれるのか、車の上には積もっていましたが2泊停めっぱなしで脱出にてこずる、ということはありませんでした。

チェックイン

チェックインはノースタワーとサウスタワーでカウンターが異なりますが、ほとんどがノースタワーだと思います。
事前に確認した方が安全かもしれません。
チェックインの際、ルームキーとは別に滞在中フルカバーのリフト券と、チェックインの際に、レストランの種類と、予約の可否が書いてある紙をもらい、それに基づいてWebで予約をします。
その時点で、ステーキレストランはすでに予約がいっぱいになっていました。
ビュッフェレストランは予約しなくても食事が可能です。
当日の夜は海鮮丼やカニが食べ放題のオクトーバーフェスト、翌日は雪花亭を19時から予約しました。

レストランの口コミ情報

オクトーバーフェスト(ビュッフェ)

カニや海鮮丼をはじめとして様々なメニューが食べ放題の楽しいレストランです。

全体的なお料理のレベルとしては、たとえば海鮮丼のいくらはおそらくイミテーションだったり、カニもすごくおいしい、という訳ではないですが、ソフトクリームやデザートも充実していて、小さいお子さんのいらっしゃる家族には楽しいレストランだと思います。
5時から少し並んで入場し、6時過ぎには数名が待っていましたが、キャパも大きいためさほど待たなくても大丈夫だと思います。

朝食も、和洋どちらにも対応したビュッフェタイプです。
いろいろなおにぎりがオーダーできたりして楽しいです。お願いして、少し小さめに二つ握ってもらいました。
こちらも、待ち時間は短く、比較的スムーズでした。

雪花亭(和食)

プランの無料の夕食は5500円までですが、追加でほかのコースや一品料理にも対応してもらえます。
お寿司屋さんが併設のレストランなのですが、コースの途中で出てきた小さなお寿司がなぜか微妙でした・・・
こちらは、板前さんが作ったものではないのかもしれません。
そのほかのお料理は、普通でした・・・

朝食
こちらも、落ち着いて席について朝食がとれる、という以外は特に特徴のないレストランです。
お料理も夕食同様普通・・・
サービスの方々はとても親切でした。

最終日の過ごし方

今回の帰りの飛行機は20:10新千歳➡羽田。
朝ごはんをゆっくり目にとり、荷物をまとめたら、スノボ以外の荷物を全てまとめてコインロッカーに移します。
コインロッカーのコインは、ベルキャプテンで必要な枚数をもらえます。
スキーロッカーも11時までしか使えないため、この後スノボは一時的に立てかけておく場所に置いておくことになります。

そして最終日のスノボにGO。リフト券はチェックアウト日の営業終了まで使えます。
3時ころ連絡リフトに乗り、ホテルに帰ってきました。
一旦コインロッカーを開けて、まとめて置いた着替えをとり、温泉に向かいます。
チェックアウト後の温泉は一人1300円かかりますが、ここは温泉に入った方が良いかと思います。
ちなみに、ウェスティンも日帰り温泉が使用できますが、施設はルスツリゾートホテルの方が新しくてきれいです。

4時にはホテルを出発し、6時にレンタカーを返し、チェックインして
新千歳空港の「きくや食堂」にGo!!

うに丼がすごくすごくおいしいです!!価格は時価で、私が食べたときには5000円くらいでした、が、
絶対にうに丼おすすめです!!

その後羽田でRefaのアイロンを回収し、車に荷物を積み込んで、旅は終わるのでした。

全体的な感想

スキー場へのアクセスは抜群、お部屋も披露目で清潔、お風呂もとてもきれいで露天風呂もありますが、やはり残念なのはレストランのクオリティーです。ビュッフェレストランなどは充実しているので、小さいお子様とファミリーでステイするのは、悪天候などでお部屋に戻りたいときにもすぐに対応できて最高だと思うのですが、大人だけでゆったり過ごしたい、という場合には少し物足りなさがあるかもしれません。

コラムカテゴリの最新記事