ニコライバーグマンのフラワースクール Nicolai Bergmann School of Floristry

ニコライバーグマンのフラワースクール  Nicolai Bergmann School of Floristry

2021年春~夏 ニコライバーグマンのフラワースクールについて
Nicolai Bergmann School of Floristry

買ってきたお花をセンス良く活けて、お部屋を素敵に飾りたい・・・。フラワーアレンジメント教室はたくさんあるけれど、完成したお花が自分好みかどうかってとっても大切。
シンプルなインテリアの中に、素敵なお花があればもうそれだけで満足!
そこで、今回のブログではお花を習ってみたい、という方のためにニコライバーグマンのスクールについてご紹介したいと思います。

ニコライバーグマンのスクールとは

ニコライバーグマンは、1976年6月12日生まれ、デンマークのドラウェアという街の出身です。卒業旅行で日本に3ヵ月滞在したのち、2003年、フラワーショップ「ニコライ・バーグマン・フラワーズ&デザイン」を立ち上げ、日本の各都市や、ソウルに店舗を出店します。
実際に伊勢丹や、青山の店舗に行ってみると、その独創的な色遣いや独創的でありながら調和のとれた形はとても印象的ですが、決して奇をてらったものではなく、リラックスできる音楽のように日常生活の中にあってとても心地よく、普段の生活を格上げしてくれるものであることがわかります。
一方で、それらの花々は色遣いやお花の選び方、もちろん構成など、明らかにプロのテクニックでまとめられたもので、すぐにまねのできるものではありません。
もしかしたら趣味が高じてプロの世界に、ということはあるかもしれないけれど、代官山のコルドンブルーにフレンチを習いに行くような、赤坂の柳原に懐石料理を習いに行くような、普段の生活を少しだけスペシャルなものにしたい、という方にピッタリなスクールがニコライバーグマンのスクールだと思います。

講座の種類

ニコライバーグマンのスクールにはニコライさんご自身から教えていただけるクリエイティブワークショップ、初心者向けの生花のアレンジを学習できるGROW、中級者向けコースのBLOOM、季節やイベントに合わせたPOP UP、プリザーブドフラワーの初級、中級のコースがあります。
レベル分けされているもの以外は(実はレベル分けされているものも)、原則としてどのレベルの人も受講が可能ですが、お花を習うのが初めて、という方にはスパイラルの基礎から教えてくれるので、BLOOMがおすすめです。価格的にも、一回6600円(花材費、税込)と、他のコースと比較して通いやすい金額になっています。
お花の量や出来上がる作品の大きさも、コースの金額に応じて少し違います。やはりニコライさんのクリエイティブワークショップのお花は豪華だな、と思います。
プリザーブドのコースに関しても同様です。花材が高価な分、生花のクラスより少し高めになっているのかなと思います。

ただ、BLOOMでも本当に簡単な小さいお花になってしまう、ということはなく、20~30cm程度の大きさの、比較的存在感のあるアレンジメントができあがります。タイトル背景のアレンジメントもGROWで作成するお花です。
(2021年4月14日のBLOOMで作成したブーケです。)

レベル感の印象ですが、表参道に通うことができて既にお花を習った経験があり、自分でお花屋さんでお花を選んでアレンジメントが作れるレベルの人は中級から、昔何年かお花を習っていて、スクールで用意してくれた花材やレシピに沿ってアレンジを作ることができる、という方はBLOOMから始めるのがおすすめです。
表参道の教室に通うことが難しく、お花を習ったことがない人で、ニコライさんの講義を受けてみたい、という方には、月に1回開催されるクリエイティブワークショップのオンラインレッスンがとてもおすすめです。当日までに花材を家に送ってもらい、それに沿ってニコライさんが指導してくれます。
通常のクリエイティブワークショップは花材費、税込で17,050円ですが、リモートレッスンは税込みで1万円です。ウェビナー形式のため定員の枠も比較的多く、予約も取りやすいです。

また、POPアップレッスンは、レッスンの前後にコーヒーやお菓子、お料理を頂いたり、パティシエのスイーツを詰め合わせて持ち帰ったりできて、とても素敵なレッスンです。

予約の取り方

Nicolai Bergmann International school of floristry

基本的には、上記リンクからアクセスして予約ボタンからアクセスして、予約を取りましょう。日付が選択できる講座のみ、予約ができます。
原則として、キャンセルは不可で、万一行くことができない場合には先生がアレンジメントを完成させて自宅に郵送してくれるシステムのため、キャンセル待ち、という概念はほとんどありません。ニコライバーグマンさんご自身が教えるクリエイティブワークショップのみ、当日に席の余裕ができた場合のキャンセル待ち枠がありますので、満席の場合にウェイティングを希望する場合にはこちらからキャンセル待ちを申し込みましょう。

ニコライバーグマンのスクールでは、大体3~4か月のすべての講座の予定が、講座開始の1~2週間までに一気に発表されます。私はいつもスクールからのパンフレットで予約開始日時を知ります。会員登録をしたうえで、スクールに電話して次回の予定を聞いてみるとよいでしょう。
2021年春については、3月中旬~下旬にパンフレットが送付され、3月29日から予約開始となりました。

一番人気のある、ニコライさん自身のクリエイティブワークショップだけは、ブラックカード会員(7回分の金額で8回分のレッスン受講が可能なカード、119,350円)を対象に優先申込期間が設けられています。
ブラックカードは講座別に購入する必要がありますが、全部に出席しなくても1年間かけて使用することができ、予約の日付を裏面にマジックで記載して貰って回数を消化していく形になっています。

但し、先ほど記載したニコライさんのオンラインレッスンは、受講可能人数が多く、比較的予約も取りやすいので、ブラックカードを使用しなくても予約は可能です。

一斉予約は10時から開始ですが、当日はネットがとても込み合います。途中まで進んで、確定のところで読み込みがぐるぐるしてしまうことが多く、長いときは数分~十数分程度かかってしまうことがありますが、あきらめてブラウザを閉じてしまわずに、待っていると予約完了画面に代わります。
原則としてキャンセルはできませんが、先に書いた通り、お休みしてもプロがアレンジメントに仕立てて送ってもらえるので、私は内容が被らないすべての講座を、予約開始日に一気に予約してしまいます。

きちんと予約ができていれば、確認のメールが届きますので、希望の日時、金額で予約できているかを確認して、受講前日までに受講料を振り込みましょう。

次回開講予測

次回、8月以降の開講予測ですが、以前は8月はスクールがお休みとなり、9月~12月のクリスマスシーズンまでの予約が8月下旬ころに告知される、という流れでした。コロナの状況や、スクールニーズに対応して変更があるかもしれません。来期の情報がわかり次第、またこちらでご紹介したいと思います。

当日までに用意するもの

当日までに用意するものは特にありません。
当日は、写真付きの花材リストと、デモを見ながらメモを記載できるボールペン、バインダー、花ばさみ、花をまとめる麻ひも、持ち帰りのための袋など、レッスンを受けるために必要なものはすべて用意されていますので、何も持って行かなくても大丈夫です。

スクールの様子

さて、それでは、スクールに行ってみましょう!
表参道駅のB3出口を出て、渋谷方面に向かって左側に入っていきましょう。突き当りを右へ、一つ目の角を左へ。

角から2件目にある、入り口がお花であふれているカフェがスクールの建物です。B3出口から歩いて5分くらいです。

入り口の扉を開けて、扉に沿って右側に進むと白い階段がありますので、階段を上がって2階の入り口を入るとそこがスクールのスタジオです。

奥に座っている受付の方に名前を言って、花材の書いてあるシートを挟んだバインダーを受け取りましょう。
机の上にはあらかじめ花材が準備されています。花材が置いてあるところはどこに座っても大丈夫です。バインダーや荷物が置いてあるところはすでにほかの方がいらっしゃる可能性があるので、何も置いていないところにバインダーを置いて席を確保するか、もしくは近くの方に一声「空いていますか?」と声をかけて席を決めましょう。
お部屋には、フルーツウォーターやコーヒー、デカフェ、紅茶、ジュースなどとともに、クッキーなどの小さなお菓子が用意されています。こちらはレッスン前後に、自由にいただけるようになっています。(海外のワークショップのようでととても素敵です・・・♡)

教室の中央にはデモテーブルがあって、今日作るお花の完成系が置いてあります。レッスン終了時は込み合うことが多いので、この時点でいろいろな角度から写メっておくと後で復習するときに役立つでしょう。
時間になると講師の先生がいらっしゃるので、お料理教室などと同じように、デモテーブルに集まって、メモを取りながらおお話を伺います。

その後、先ほどのテーブルに戻って自分で作っていきます。
お隣の方にも配慮して、花材を広げすぎず、なるべくマットの上で作業を行ってきましょう。ごみ箱は足元に二人に一つの割合で置いてあります。
途中で分からなくなったら、何名かの先生がテーブルを回ってくださるので、気軽に質問することもできます。
また、細かいところを確認したければ、デモテーブルにある見本を見に行くこともできますので、大きさや、グリーンの入れ方など、都度確認するのもよいかと思います。

完成したら、受付で配られた名前のカードと一緒に、お花をもってデモテーブルに持っていきます。
先生が修正点をアドバイスしてくれて、よりよい形に修正してくれます。
それが終わったら、名前のカードと一緒に完成したお花を撮影してもらいます。そして、保水処理やお花が傷まないためのセロファンのラッピングなどをしてもらって、黒い紙袋に入れて渡してもらえますので、机まわりを簡単に掃除して各自帰宅します。
レッスン時間は2時間ありますが、デモが20分くらい、自分で作成するのが人によって異なりますが30~60分程度なので、1時間半程度で終了します。

そのあとは、私はいつもショップでプロが作った季節のアレンジメントを見せていただいて帰宅します。時には、近くのギャラリーでニコライ先生のアート作品を展示していたりもするので、ゆっくりそれらを見学して帰ることもあります。

講座、価格一覧

現在の、ニコライバーグマンのスクールの価格は以下の通りです。
全て1回当たりの単価で、花材、資材、税込みです。
(2021年春コース)

講座名 先生 スケジュール 価格(/回)
GROW生花

初心者

桐榮祥子先生 火曜日11:00~/15:00~

水曜日14:00~/19:00~

6,600円
BLOOM 生花

中級者

西垣拓哉先生 木曜日

11:00~/15:00~/19:00~

11,000円
PRESERVED

プリザーブド 初級

西垣拓哉先生 金曜日 19:00~21:00

土曜日 11:00~13:00

9,900円
       中級 西垣拓哉先生 金曜日 14:00~16:00

土曜日 15:00~17:00

18,700円
POP UP 13,200円
CREATIVE WORKSHOP ニコライバーグマン 水・木・金曜日

11:00~/15:00~

17,050円
  〃 リモート 火曜日

14:00~

10,000円

 

プロを目指すこともできます

2020年9月以降、生花のクラスでGLOW、BLOOMそれぞれ20回、プリザーブドは初級、中級をそれぞれ12回終了した人を対象に、それぞれ修了証明書(Diploma)の発行を受けられることになりました。(申請料55000円)
こちらのDiploma所有者を対象に、2021年9月以降に開設されるビジネス対象のコースに関して、一定の優遇が受けられることが予定されています。(入会金不要等。)

いかがでしょうか。
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