形の悪い爪でも大丈夫!毎日の「育爪」習慣で縦長の美しい爪に【実践編その4おすすめネイルツール】

形の悪い爪でも大丈夫!毎日の「育爪」習慣で縦長の美しい爪に【実践編その4おすすめネイルツール】

ネイルケア(甘皮周りのお手入れ)とおすすめのネイルツール、おすすめしないネイルツール

前回は、爪を上部に長く伸ばすためにおすすめの爪の形と、自爪の形を整えるのに適した爪やすり(エメリーボード)についてご説明しました。今回はいよいよ育爪のやり方最終回!ネイルケア(甘皮周りのお手入れ)と、おすすめのネイルツール、おすすめしないネイルツールについてご紹介していきます。

ネイルケアの基本は保湿

育爪をして自爪を育てていきたい場合に、基本的には甘皮周りのお手入れは必要ありません。前回ご紹介した保湿を心がける生活習慣を続けていれば、ささくれができたり、爪が割れたりすることも少なくなり、フェイスケアをしたお肌と同じようにつやのある指先になっていきます。まずは、お手洗いに行ったとき、お皿を洗ったりお料理をしたときに、手を洗う度にきちんとふいてすぐにハンドクリームをなじませる生活習慣をまずは3日続けてみてください。3日目には、指先が変わってくるのが感じられると思います。

ホームケアでの甘皮周りのお手入れ

ネイルサロンに行ってネイルケアをお願いすると、手指の消毒をしてから、甘皮周りにキューティクルリムーバーを塗布し、お湯を入れたハンドボウルに手を入れてしばらくおいた後に、キューティクルプッシャーで甘皮を押しあげ、ニッパーを当てつつささくれた甘皮をなじませるように整え、同時にガーゼでルースキューティクルを拭き当てていく・・・といったいくつものプロセスを経て、爪の甘皮周りをきれいに、あか抜けた印象にしてくれます。

このプロセスをホームケアで行う場合、行うべきなのはお湯で甘皮周りの皮膚を柔らかくしてから角質(ルースキューティクル)をやさしく取り除くというプロセスのみです。

用意するものは洗面器、お風呂ぐらいの温度のお湯とガーゼのハンカチか、あればオレンジスティック、コットンなどです。

洗面器にお湯を入れてきれいに洗った手を5分ほどつけておきましょう。ボウルから手を出したら一度水分を拭いて、反対側の親指の爪にガーゼのハンカチを巻き付けて、甘皮をゆっくりやさしく押し上げながら、角質を拭きとっていきましょう。ゆっくりお風呂に入って、ふやかした手の水分をふき取り、ハンドクリームをなじませた状態でも同じように行えます。むしろ、この方がお湯につけている時間が長いのでより角質がとれやすいと思います。

木製のスティックがある場合には、先端が薄くなっている方の先端で化粧用のコットンの中心をひっかくようにして繊維を引き抜いて先端に巻き付けたもので、同じように甘皮周りの角質をくるくると円を描くようにしながら取り除いていき、爪の表面をきれいにしていきましょう。プロは使い古したアクリル用の爪やすりなどを使って、ウッドスティックの先端を下の画像のように薄くなぎなた型に整えます。このコットン巻きウッドスティックは、マニキュアを塗った時に、先端にリムーバーを付けてはみ出したネイルをふき取ったりするのにも使えます。

ホームケアでおすすめのネイルツール、おすすめしないネイルツール

木製のエメリーボード

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必ず必要です。爪切りは二枚詰めの原因になるため、使用しないようにしましょう。

ウッドスティック(オレンジスティック)、コットン、ガーゼハンカチ


角質除去のためにあると便利です。いらないやすりで先端をなぎなた型に削り、コットンをひっかいて繊維を巻き付けるとより使いやすくなります。コットンは親指にかぶせて根元を握りこむようにして使いましょう。

キューティクルリムーバー

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甘皮を柔らかくし、固まったルースキューティクルを取り除きやすくします。入力などで、甘皮周りをゆっくりとふやかせば、塗らなくても大丈夫です。基本的にはアルカリを使用しているため、皮膚に残ると手荒れの原因にもなるため、ケアが終わったらしっかり手を洗いましょう。

キューティクルプッシャー

使用しないほうが安全です。特に、プロ用のプッシャーは刃物のように先端が鋭利になっています。知らずに爪の根元をぐいぐい押してしまうと、爪がスライスされて真っ赤になってしまったりします。アマチュア用の切れ味の悪いプッシャーでぐいぐい押すのも、爪にも爪母と呼ばれる爪を作る部分にもよくありません。

シャイナー(爪磨き)

自爪ケアには使用してはいけません。こちらはモアクチュールのシャイナーですが、アクリルの付け爪の表面のつやを出すものです。自爪用として販売されているものも、一見すると表面はなめらかで、摩擦でつやを出すように見えますが、実際はとても目の細かいやすりになっています。

セラミックプッシャー(ストーンプッシャー)

自爪ケアには使用してはいけません。根元をサンディング(ジェルがはがれないように爪の表面をやすり掛けする)する機能も兼ねていて、せっかくきれいに生えてきた爪の表面を傷つけてしまいます。

キューティクルニッパー

あってもよいですが、甘皮を切るのはやめましょう。ささくれの原因になります。切ってよいのは、ささくれや小爪と呼ばれる爪の脇に生えてきた小さい爪などです。

いかがでしたでしょうか。
今回で、育爪に関する記事は終了になります。生活習慣をほんの少し変えるだけで、だれもが健康で美しい形の爪を目指すことができます。まずは洗面所やキッチンにハンドクリームを置いて、手を洗ったらきちんと拭いてハンドクリームを塗ることから始めてみてください。きっと、1週間程度で、指先が変わってきたことに気づくと思います。

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